→TOPページへ戻る

ひとめぼれ

 宮城県生まれで、現在宮城の水田作付け面積の7割を占める、現代の宮城を代表するお米です。コシヒカリと初星のかけ合わせで誕生しました。もっちりとした粘りと甘味があり、香りもよく、ご飯だけでおかずがいらない美味しさです。


ササニシキ

 宮城県生まれで、かつて食味では西の「コシヒカリ」東の「ササニシキ」と称される日本を代表する品種で、当時は登米地方の大半の農家が栽培していましたが、冷害などに弱く、栽培の難しさから残念なことに生産農家が激減し、宮城県では「ひとめぼれ」にとって代わり「ササニシキ」の作付面積は10パーセント程になりました。しかし最近では根強いと人気に支えられ、栽培農家も若干増えてきました。希少価値のあるお米です。「ひとめぼれ」は「コシヒカリ」系の食味なのに対し、「ササニシキ」は一線を画しており、あっさり、さっぱりしており、香りよく、適度に甘味があり、冷めても美味しく和食に合います。おすし屋さんのシャリ(お米)といえばササニシキが最高です。


たきたて

 宮城県生まれで、、「ササニシキ」や「ひとめぼれ」を生み出してきた宮城県古川農業試験場が近年世に送り出した期待の新星です。
「ひとめぼれ」より更にモッチリつやつやで、粒はしっかりしていながら軟らかく、甘味もある米です。冷めても硬くなりにくく、水加減によっていろいろな食感が楽しめます(一般的には水加減は少なめで炊いてお召し上がりください)。一般にはまだほとんど出回っていない希少な米ですが、似ている米として同じく低アミロース米のミルキークイーンなどが挙げられます。
また、他品種の米に2〜3割程度ブレンドして炊くことにより、他品種の米を更にもっちりツヤツヤさせる事が出来るのでブレンド用としてもお使いいただけます。


つや姫

 山形県が10年の歳月をかけて「美味しい米」を育成して生まれた新品種で、「白さ」「つや」「美味しさ」が特徴です。ブランド戦略米のため、栽培できる県は限定的ですが、宮城県は「つや姫」を開発地の山形県が奨励品種化した翌年に異例の速さで奨励品種に指定しておりますので、その品質の素晴らしさを裏付けすることだと言えます。2012年現在、「つや姫」を正規に栽培できる県は山形、宮城、大分、島根、長崎のみです。


自然乾燥米

 昔、コンバインがなかった頃、どの農家も太陽で自然に乾燥させたお米を作っていました。この地域では、まだ昔ながらの懐かしく、美味しい自然乾燥米を作っている農家がいます。稲刈りして3−4週間、太陽の力で乾燥させたお米は、稲わらに残っている養分を穂先の米に集め、さらに熟します。自然の力、懐かしい味、スーパーの店頭には並ばない貴重なお米です。


登米米

 昔からの米の産地で、その名前にある通り、昔は北上川から米を都に登らせておりました。宮城県の県北に位置する登米地方は平坦な穀倉地帯で宮城でも随一の米生産量を誇ります。雄大な北上川の水と肥沃な大地でははぐくまれ、ここでとれる「ひとめぼれ」は、日本穀物検定協会の米の食味ランク「特A」と評価されています。また、この地域では、多くの農家が環境に優しい農業を目指し、農薬や化学肥料の使用を抑えた栽培をしております。